為替変動でハーレーダビッドソンの買取価格は変わる?

海外旅行や海外の高級ブランド品など、円高や円安の影響を受けやすい商品やサービスは数多くあります。しかし、海外の自動車やバイクは為替の変動によって価格が大きく変わるといったイメージがない人も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、なぜ自動車やバイクだけがこのような価格設定となっているのか疑問を解消すると同時に、ハーレーダビッドソンのような輸入車を売却するときに為替変動の影響はないのかについても詳しく解説していきましょう。

円高傾向が続いた2019年

 

株価や為替相場は世界情勢を反映する指標として見られることが多くあります。2019年初めには110円を大きく超える為替価格となっていましたが、その後徐々に値を下げ、夏には105円台に突入したことも。2019年10月以降は徐々に値を上げて108円台を行ったり来たりの状況が続いています。しかし、このような値動きの幅は近年まれに見るほど狭いものであり、一見安定しているように感じられるものの今後どのように変化していくか分からないため不安に感じている人も多いようです。

2019年にこのような円高ドル安傾向が続いた背景には、やはりアメリカと中国の貿易摩擦が大きな要因として挙げられます。今後両国の関係によっては、ますます円高の傾向が強まり1ドル100円を割るのではないかといった懸念を示す専門家もいます。

為替が変動するのに輸入車の価格が変動しにくい理由

 

円高や円安の影響を受けて海外旅行や海外ブランド品などは価格が変動しやすい一方で、自動車やバイクなどの輸入車は価格が変動しにくいイメージがあります。「こんなに円高なのに輸入車はなぜ安くならないの?」と考えている人も多いことでしょう。

その裏にはさまざまな要因があり、一概に単純に説明することは難しいのですが、今回は主な要因として2つのポイントをご紹介しましょう。

社内レートで計算している

たとえばアメリカの大手バイクメーカー「ハーレーダビッドソン」は、単純に考えると「円高が続くとドルの価値が安くなり、その分日本円に換算すると安い価格で購入できる」ということになります。しかし、ハーレーダビッドソンに限らず多くの自動車メーカーやバイクメーカーでは、日々変動する為替価格をそのまま反映させて計算するのではなく、一定期間固定したレートで計算する社内レートというものが存在します。

日々変わる為替レートに対応していると会計業務が煩雑になるため、一定期間ごとに平均的な為替レートのもとで価格を算出しています。そのため、為替が大きく変動している世の中においては、自動車やバイクの価格は社内レートが切り替わるまで時間を要するため、タイムラグが生じることになります。

為替予約が導入されている

バイクを製造販売するメーカー側が社内レートで販売しているのと同時に、バイクを輸入して販売する業者も為替変動に対して対策を行っています。その代表的な事例が為替予約とよばれるものです。為替予約とはその名の通り、一定の為替レートで取引をするために予約をしておくことで、仮に取引する時点で為替相場が大幅に変動していたとしても、事前に予約をしたレートで取引を実行できる制度です。

為替予約と対局にあるのが直物取引とよばれる方法で、これは決済をするたびにその時点での為替レートが反映されるという仕組みの制度です。バイクメーカーと同様に、輸入バイクをメーカーから仕入れてエンドユーザーに販売する業者も都度変動する為替に対応していては業務量も膨大になってしまうため、このような仕組みを採用しています。

中古車の買取価格は為替によって変わることもある

バイクメーカーや販売店がハーレーのような輸入バイクを新車で販売する際には、社内レートや為替予約といった仕組みによって価格が変動しづらい構造になっていることが分かりましたが、日本国内でハーレーダビッドソンの中古車を売買する場合は為替相場が影響を及ぼすのでしょうか。

結論からいえば、為替変動によってハーレーダビッドソンのような輸入バイクの価格は変動することがあります。たとえば円高にもかかわらず輸入バイクの価格が変動していないと、ユーザーは割高感を感じてしまうものです。そこでディーラーは中古バイクの販売に力を入れることもあり、できるだけ割安感を出すような工夫をすることもあります。

一概に円高だからといって全てのディーラーや買取業者が中古バイクを安く仕入れるとは言い切れませんが、全体的な動きとしては為替相場によって買取価格も変動することは決して珍しいことではありません。

ハーレーダビッドソンのニーズは高い

バイクの買取価格は為替相場だけで決まるものではありません。円高が続いているからといって必ずしも買取価格が安くなるかといえば、決して全てのケースに当てはまるものではありません。大前提として中古バイクは需要と供給のバランスのうえで価格が決まるものであり、そもそもハーレーダビッドソンは日本国内で根強い人気があり高い需要のあるバイクのため、円高のなかでもそれなりの買取価格は提示できる可能性が高いといえるでしょう。

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