
ハーレー・ダビッドソン XL 1200X フォーティエイト スペックと高価買取
超ワールドなスタイリングが幅広い層から支持されているスポーツスターのハーレーダビッドソン XL1200X フォーティーエイト。前後16インチホイールにファットタイヤを纏い、全体的に丸みを帯びた独特のフォルムと存在感は、1957年に誕生したSportsterシリーズのDNAを確実に受け継いでいる。
エンジンに目を向けると、ミッション一体型空冷Vツイン エボリューションエンジン(1202cc)は、最大トルク96Nm(3500回転)でハーレーの歴代スポーツスターNo.1と評価されるに十分である。
アメリカン・ツアラーを彷彿とさせ、あらゆる人気モデルをも抑え日本でも高い人気を誇る、このモデルの魅力についてスペックを中心に見てみよう。
ハーレー・ダビッドソン XL 1200X フォーティエイトのスペックと新車価格
XL 1200X フォーティエイトのスペックはセクションごとに分けまとめている。ポイントとなるスペックにフォーカスしたい人は、以下のセクション名をタップ(クリック)すると各セクションまでジャンプするから利用して欲しい。
ディメンション
長さ | 2,165 mm |
最低地上高 | 110 mm |
シート高 | 710 mm |
レイク | 30.2 / 135 |
ホイルベース | 1,495mm |
タイヤ(フロント仕様) | 130/90B16 73H |
タイヤ(リヤ仕様) | 150/80B16 77H |
タイヤタイプ | チューブレス |
燃料容量 | 7.9 l |
オイル容量 | 2.6 l |
バッテリー-型式 | 65958-04B |
車両重量 | 252 kg |
乗車定員 | 2 |
出典:https://young-machine.com/2022/01/07/282733/2/
エンジン
型式 | 空冷式Evolution |
排気量 | 1,202cc |
圧縮比 | 10:01 | エンジン最大トルク | 96 Nm |
最大トルク(RPM) | 3500 |
エンジン種類 | 4ストローク2気筒 |
ボア | 88.9 mm |
ストローク | 96.8 mm |
シリンダ配列/バンク角 | V型(L型)/45° |
カム・バルブ駆動方式 | OHV |
圧縮比 | 10:1 |
フューエルシステム | フューエルインジェクション |
エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
点火プラグ型式/本数 | 6R12/2 |
出典:https://young-machine.com/2022/01/07/282733/
ドライブトレイン
動力伝達方式 | チェーン |
クラッチ形式 | 湿式・多板 |
変速機形式 | リターン式・5速変速 |
変速機操作方式 | フットシフト |
ギア比(全体) 1ST | 9.004 |
ギア比(全体) 2ND | 6.432 |
ギア比(全体) 3RD | 4.783 |
ギア比(全体) 4TH | 3.965 |
ギア比(全体) 5TH | 3.4 |
ギア比(全体) 6TH | 2.875 |
シャシー
フロントフォーク形状 | 正立フォーク |
フロントフォーク | 49 mm(2016モデル以降、2015モデルまでは39 mm) | フロント懸架方式 | テレスコピックフォーク式 |
リヤ懸架方式 | スイングアーム方式 |
フロント ショックアブソーバー方式 | プレミアムライド エマルジョンショック(2016モデル以降) |
フロント サスペンション長さ/本数 | 280 mm/2本 |
リヤ ショックアブソーバー方式 | プレミアムライド エマルジョンショック(2016モデル以降) |
リヤ サスペンション長さ/本数 | 280 mm/2本 |
懸架方式 | スイングアーム方式 |
フロントホイール | 16×16 9スポークキャスト |
リヤホイール | 16×16 9スポークキャスト |
ブレーキ形式(フロント) | 油圧式ディスク |
ブレーキ形式(リヤ) | 油圧式ディスク |
タイヤ(フロント) | 130/90B16 |
タイヤ(フロント)構造名 | ベルテッドバイアス |
タイヤ(フロント)荷重指数 | 73 |
タイヤ(フロント)速度信号 | H | タイヤ(フロント)タイプ | チューブレス |
タイヤ(リヤ) | 150/80B16 |
タイヤ(リヤ)構造名 | ベルテッドバイアス |
タイヤ(リヤ)荷重指数 | 77 |
タイヤ(リヤ)速度信号 | H | タイヤ(リヤ)タイプ | チューブレス |
出典:https://young-machine.com/2022/01/07/282733/
電装
メーター表示:時計 | 有り |
メーター表示:ツイントリップ | 有り |
スピードメーター | アナログ |
装備
アンチロックブレーキ | 有り(2016モデル以降) |
コンピューター | キャンバス対応(2014モデル以降) |
ラゲッジラック | 有り |
サドルバック | 有り |
出典:https://young-machine.com/2022/01/07/282733/
新車価格
ブラック | ¥ 1,799,600(消費税込) |
リーフブルー | ¥ 1,830,400(消費税込) |
ホワイトサンドパール | ¥ 1,830,400(消費税込) |
ハーレー・ダビッドソン XL 1200X フォーティエイトは、2021年モデルから各カラーモデルで20万円以上の値上げとなった。これは、ファイナルエディション専用装備も込みの価格となれば、納得の価格と言っても良いだろう。既に完売している2022モデルは、フォーティーエイトのファイナルモデルとなることが確定したこともお伝えしておこう。
ハーレー・ダビッドソン XL 1200X フォーティエイトとSPORTSTER S(2023年モデル)
フォーティーエイトが製造終了となった今、スポーツスターシリーズの最新モデルは、「SPORTSTER S」として販売されている。フォーティーエイトとの違いを見てみよう。
出典:https://www.harley-davidson.com/jp/ja/motorcycles/sportster-s.html
スポーツスター Sのワイルドコレクション
ハーレーは、SPORTSTER(スポーツスター) Sの発表に合わせ、純正パーツを続々と供給している。なかでも「ワイルドコレクション」という括りで「耐久性の高いビレットアルミニウム製のWild One Collectionアクセサリーには、ひときわ目を引かれる。
ハーレーは「ワイルドコレクション」によって、「大胆で生々しいスタイルを演出する」「ワイルドワンは迫力、スピード、パフォーマンスを表現するパーツ」とコメントしている。フォーティエイトと比較するのはナンセンスか
もはやフォーティエイトと比較するのはナンセンスではあるが、目に見えて違う点は、全体的に車体が大きくなったことだ。シート高は55mm高くなり、万人に扱いやすいフォーティーエイトと比べると扱いにくいと感じるかもしれない。
マフラーが大きく位置も高くなり、Sportsterシリーズのワイルドなフォルムがより強化された印象を覚える。驚いたのは、車重が228kgとこのクラスで24kgも軽量していることだ。
エンジンの比較
エンジンに注目すると排気量1255cc、最大トルク125 Nm(6000RPM)とワイルドにパワーアップされている。フォーティエイトでは未公表だった馬力も121HP/90kw(7500rpm)という値を平然と公表するあたり、スポーツスターSは紛れもなくワイルドモンスターだ。
ギヤ比は49/89で、「ギヤの入りがスムーズ」と好評な6速に設定されている。
フォーティーエイトにはないスポーツスター Sのインフォテイメントシステム
更に目を見張るのが、SPORTSTERシリーズにもかかわらず、インフォテイメントシステムが充実していることだ。アナログインジケーターを排して102 mmのカラーTFTモニターを導入しBluetooth接続でハンズフリー携帯電話接続が可能となっている。
加えて音声認識機能により、電話をかける、受信することができ、車両情報スクリーンまであるハイテクマシーンと化している。
フォーティーエイトにはないスポーツスター Sの徹底した安全性
装備ではABSはもちろん、次のシステムが搭載されている。
- トラクションコントロールシステム(TCS)
- ドラッグトルクスリップ制御システム(DSCS)
- タイヤ圧モニタリングシステムインジケーター(TPMS)
- ホイールリフト抑制機能
- コーナリングエンハンストアンチロックブレーキシステム(C-ABS)
- コーナリングエンハンストトラクションコントロールシステム(C-TCS)
- コーナリングドラッグトルクスリップコントロールシステム(C-DSCS)
- エンハンストリフト抑制機能
ここでは詳細は割愛するが、これらの機能はモンスターを安全に操れるよう、ライダーの安全性を強化するシステムだ。
フォーティーエイトとスポーツスター Sの新車価格
新車価格は、ビビッドブラックが2,494,800円、モノトーンが2,527,800円とフォーティーエイトと比べると2割以上高くなるが、このハイテクモンスターマシンに、その価値は十二分にあると言えよう。ハーレー バイク高価買取実績 高額ランキング
ここまで、お読み頂きありがとうございます。XL 1200X フォーティエイトに限らず、例えばSportster Sをご購入するために、現在ご所有されているハーレーその他バイクを好条件でお売りになりたい場合には、買取価格で最も有利なバイクブーンの無料査定にお声がけください。
また2023年2月現在、フォーティエイトの買取実績は御座いませんが、ハーレーの各モデルの買取実績、高額ランキングは、以下のリンクを参照してください。
ハーレー バイク買取実績 高額ランキング ハーレー バイク買取実績一覧
バイクブーンの買い取り
バイクブーンでは、市場価格を日々調査してオーナー様にできるだけ有利な価格を提示できるよう日々努力しております。 買取査定の流れやお問い合わせ先については以下をご参照いただき、お気軽にお問い合わせください。
買取査定の流れ
バイクブーンの買取査定の流れについては、以下の動画をご参照ください。買い取り実績の車種など、繰り返しご覧になる場合はチャンネル登録をお願いいたします。
お問い合わせ先
〇LINEでお問い合わせ:公式LINE QRコード
〇お電話でお問い合わせ:0120-20-1818(携帯も通話無料)
〇メールでお問い合わせ:お問い合わせフォーム
まとめ
ハーレー・ダビッドソン XL 1200X フォーティエイトについて、スペックを中心に最新のスポーツスター Sと比較して解説しました。スポーツスター Sのスペックは、フォーティーエイトが2022年モデルをファイナルエディションとした寂しさを感じる暇も与えない会心のスペックには、感心させられました。
それにもかかわらず、フォーティーエイトの中古車はスポーツスター Sの新車を凌ぐ価格をつけているものまであります。最新モデルを発売しても旧モデルの価値を下げさせないあたりは、さすがハーレーといったところです。
フォーティエイトを買い取りに出して、スポーツスター Sをお求めになる際は、ぜひ高価買取のバイクブーンにお任せください。